紙でできることつらつら¶
なんかA4用紙でできることをつらつら書いておく。 (一部A4以上のものもあり)
最初のメモ帳とブックカバー以外は紙以外の材料や道具無しに作れるので、ぜひやってみて欲しい。
メモ帳¶
紙はメモするものである。そりゃそうなのだが、A7(A4を8等分、つまり3回折ったサイズ)サイズのメモ帳があったら何かと便利かもしれない。
ハサミがあれば綺麗なものはできるが、折り目をしっかりつけて切っても使えれば問題ない程度に考える。
長辺閉じのメモ帳を作ろう
- 紙を長い辺を半分にするように3回折る。
- 1 を一度2等分のサイズまで広げる。
- 折り目に沿って、山折りになってる方から真ん中まで切る。
- 紙を完全に広げる。
- 短い辺を半分にするように折る
- 3 で入れた切り込みが開くようにしてから、元の紙のサイズの8等分にまとめる。
- 6ページのメモ帳が出来上がる。
この作り方で作るオリジナル手帳のフォーマットを作れるWebサービスが既にある。
このサービスを使えば、予め紙に印刷してから上のような方法でノートを作ることができる。
CDケース¶
バックアップや何かで、大量のDVDやCDを焼くことはあると思う。 しかし、スピンドルケースにそのまま保管するのは、精神衛生上良くないと思う。 できれば1枚1枚ケースに入れて補完したい。しかしケース代もバカにならない。
手荒に扱わないという条件付きになってしまうが、A4用紙でCDケースはできる。以下のようにする。
- 紙を長い辺を上にして置く。
- ディスクを短い辺の真ん中に、半分はみ出るように置く。
- 紙の上と下をディスクに合わせて谷折りにする。
- ディスクに合わせて紙の長い辺を折る。
- 4 で出来た長い方の端を、台形になるように折る。
- 5 を 3 で出来た短い方に入れる。
- ディスクが包まれてるはず。なのでできあがり。
実は「一つ作ればディスクが2つ作れるケース」もあるのだが、そちらはちょっとディスクが露出するため、記事を紹介するだけにする。 ディスクメディアは記憶面に傷が付かなければ問題ないのかもしれないが、DVDは両面記憶ということもあるためである。
ブックカバー¶
よく本屋さんでやってもらうやつ。 CDケース と似たような手順、むしろ簡単なので安心して欲しい。
ただし、これに関してはA4用紙では間に合わないことがよくあるので、太めのクラフトテープなどで紙を貼りあわせ、紙のサイズを大きくしておくと良い。
- 紙を長い辺を上にするように置く。
- 本の背表紙を紙の中央に縦に置き、それから本を寝かせる。
- 寝かせた本を包むように紙で本を覆い、本のサイズに合うように折り目をつける。
- 一度本を取り出し、折り目に沿って短い辺、長い辺と折る。短い辺を先に折ったほうが、後で本をカバーするときに降り直さずに済む。
- 本を入れる。表紙、裏表紙がポケットに入るはずである。
テープには柄がついてるものだと更に愛着が湧くと思うし、紙自体を少し特殊なものにすると、本自体への愛着が変わるかもしれない。 別にクラフト紙とか、100円ショップの画材コーナーに売ってる、ちょっといい紙で十分である。
切らずに作るA4封筒¶
こちらは逆にA4の用紙をA4用紙で包むというもの。書類が3・4つ折りできるなら、同じサイズの紙で包めるはずという可能性を秘めてる気がする。
- 封筒に使う紙の上に、予め折った書類を30度ほど傾けて置く。 この時、書類がはみ出したり、紙の端に付かないようにゆとりを持って置くこと。
- 包み紙を書類に合わせて折ってく。折り重なる部分もあるとは思うが、そこは気にしない。
- 包み紙の重なった部分をのりづけして終了。
昨今、手紙なんて出す機会は無くなりつつあるが、手紙を書いたものの封筒が無いときは試してみてはいかがだろうか。
余談¶
画材や文房具、特に紙は「柔軟性があり、折り方によっては形状を保つことができる」という点では優れた材料たとも思う。